【S6使用構築】ドラパスイッチ【最終2121/74位】
S6お疲れさまでした。
シングルランクバトルで最終レート2121/74位をとれたので記事に残したいと思います。
TN:1111とTN:Qualiaの2ロムで潜ってました。
長らく構築記事を書いていなかったので拙い内容になるかもです。至らない点も多々あるかと思いますが、丁寧に書いたので読んでもらえると嬉しいです。
【並び】
7世代からの復帰シーズンになるので、使い慣れているライボカグヤ+環境トップだったカバマンダをベースとして構築を組みました。
高速ボルチェンから受けポケモンに繋ぐライボカグヤと、サイクルを回しながら欠伸で対面操作をしてエースを通すカバマンダをオマージュした構築を目指しました。
【構築経緯】
高い素早さから撃つ脱出パック流星群で試合をコントロールできる脱出パックドラパルトの性能に着目
ドラパからの引き先になり、相性補完が取れているカビゴン
選出圧力が強く、通しと崩しができるトゲキッス
ヒトムアシレナット、カバドリ、ギャラに強いスカーフミトム
タイプ受けサイクルを崩せて潰し枠にもなるアイアント
という順番で構築が完成しました。
【コンセプト】
・対面操作技を使って主導権を握る
・特別な対策が必要なポケモンを並べることで相手の選出と立ち回りを歪ませる
【個体解説】
ドラパルト@脱出パック
臆病:163-112(A0個体)-96(4)-152(252)-95-213(252)
流星群/祟り目/鬼火/呪い
[調整意図]
ミラーに突っ張る選択肢を持てる&S↑1パッチラゴンとウオノラゴンの上から動くために最速
構築の軸。
脱出パックを持たせることで、不利対面を作られても後手に回らないのが従来のドラパルトにはない強みです。
技構成は、コンセプト通り流星群は確定として、物理ポケモンの火力を削ぐことのできる鬼火、鬼火との相性がいい祟り目、起点回避ができる呪いとしました。
びっくりスカーフと特殊フェアリーには弱いですが、後述のカビゴンでカバーできます。
初手投げが安定し、対面操作できることから、7世代のメガライボルトのような機動力があります。
カビゴン@残飯
慎重:257(172)-131(4)-116(244)-×-154(76)-52(12)
捨て身タックル/地震/欠伸/守る
[調整意図]
H:奇数を維持して残飯の回復量最大
H-B:できるだけ高く
H-D:特化珠トゲキッスのダイジェットを残飯込みで最高乱数を切って2耐え(94.5%耐え)
S:ミラー意識の12振り
流し削り打ち合いダイマ枯らしなんでもできるフィジカル系。
ドラパルトで鬼火を入れても火力を削げない特殊ポケモンに強くするために慎重としました。もともとDが高いので補正をかけることでBとDの合計値が高くなってお得です。
捨て身タックルは与えたダメージの1/3が反動ダメになるという仕様上、HPが高いこのポケモンと相性がいいです。また、ノーマル+地面の技範囲の汎用性が高く、8世代でもこの2ウェポン型がもっと増えてもいいのかなと思うくらい使い勝手がよかったです。
連れてきたエースを通すために、欠伸を使ってどのポケモンを削りたいかを考えて立ち回る必要がある点が難しいなーと感じました。
ミミッキュ@アッキの実
陽気:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
ゴーストダイブ/じゃれつく/影うち/剣の舞
[調整意図]
ヒヒダルマ、パッチラゴン、ウオノラゴン(ガラル3ばか)の上をとるために最速
ほぼ勝ちの試合を勝ちに直結させるという役。
ダイブ持ちの最速アッキ型なのでミラーにはほとんど負けなかったです。
ダイマさせる前提で選出することが多かったですが、ダイマを切らなくても活躍できるという点でも重宝しました。
先にダイマを切らせて、剣舞→ウォールで切り返す動きはこのポケモンならではの性能だと感じました。
トゲキッス@ラムの実
控えめ:161(4)-×-115-189(252)135-132(252)
[調整意図]
C:H252ドヒドイデが↑2ダイジェットで確定1発
選出誘導能力が高い崩し枠。
ピクシーがいないドヒドイデ絡みを安定して崩してもらいたいので控えめで採用しました。
ラムの実を持たせることでドヒドイデやカバルドンの前で安全に悪だくみを積むことができます。
とびきりの抜き性能があるので相手の選出が読みやすくなるのがgood。
ウォッシュロトム@こだわりスカーフ
臆病:125-×-128(4)-157(252)-127-151(252)
[調整意図]
明確な調整先はなし
ドラパルトが出せないときの偵察役。
こだわりスカーフを持ってカバドリュの並びとギャラドスを見るのが主な役割です。
先手を取ってボルトチェンジや鬼火が打て、こだわりトリックによる崩しのサポートもできるのでゲームメイクしやすいです。
ただし、こだわりアイテムを持った電気タイプは立ち回り択になってしまうことが多いので、出す構築を選ぶ必要があるなと感じました。
アイアント@命の珠
陽気:133-161(252)-133(4)-×-68-177(252)
アイアンヘッド/出会い頭/馬鹿力/雷の牙
[調整意図]
明確な調整先はなし
ドラパカビの並びで重いポケモンの潰し枠とタイプ受けサイクルを崩す役。
ギャラドスを始めとした物理技でダイジェットを使ってくるエースや、一発が重たいバンギラスなどの低速高火力アタッカー、瞑想を積んでくるピクシーとニンフィアを対面から処理するのが主な役割です。
このポケモンもまたトゲキッスと並んで特別な対策が必要なポケモンなので、選出しなくても活躍してくれる点が良いです。
特性:張り切りによってすべての技が命中不安になってしまいますが、出す構築を選ぶことで十分活躍してくれました。
【選出】
基本選出はドラパカビ@1ですが、サイクル構築なので相手によって柔軟に選出を変えることが重要です。
サイクルを回せないと判断した場合は、キッスミミ@1の対面選出をする必要があります。
【重いポケモン】
ドラパルトが構築の要なので流星群の一貫を切ることができ、搦め手のあるポケモンは厳しいです。
特性:型破りによってミミッキュでは止められないのでアイアントでうまく対面処理する必要があります。
・タチフサグマ
受からないので対面選出せざるを得ないです。
【結果】
8世代では初めてのレート2100&2桁順位ということで嬉しいです。
DLCが発表され今シーズンから新ポケモンが使えるとのことなので、より一層楽しめそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本構築についての質問等ありましたら、お気軽にTwitter(@karozi_poke)までどうぞ!