【S11使用構築】パッチアシレ対面サイクル【最終4位/レート2111】
S11お疲れさまでした。
シングルランクバトルで最終4位/レート2111をとれたので記事に残したいと思います。
丁寧に書いたので読んでもらえると嬉しいです。
【並び】
【構築経緯】
トップメタのウーラオスとパッチラゴンに汎用性を落とさずに対応できる、「たべのこし」アシレーヌ+「きあいのタスキ」ホルードの並びから構築をスタート。
アシレホルードとの相性補完に優れ、ダイマックス適性がある「いのちのたま」パッチラゴン。
受け回しを崩せて、「ふいうち」によるスイープ性能もある「こだわりハチマキ」一撃ウーラオス。
特殊受けがいない構築に幅広く撃ち合える「じゃくてんほけん」ウルガモス。
モロバレル絡みのサイクルに強い「みがわり+くろいヘドロ」ゲンガー。
という順番で構築が完成しました。
【コンセプト】
選出択になりづらく、どんな並びにも対応できるようにする。
【個体解説】
パッチラゴン
持ち物:いのちのたま
特性:はりきり
性格:ようき
数値:165-152(252)-110-90-91(4)-139(252)
技構成:でんげきくちばし/げきりん/つばめがえし/だいもんじ
構築のエース。
スタンダートな型ですが、一周回って通りがよかったように感じました。
「だいもんじ」は「カウンター」ケアができ、モジャンボ絡みのサイクルを貫けるように採用しました。
ダイマックス前提で選出することが多かったです。しかし、ダイマックスターンを使い切ったあとにどうしても「はりきり」のデメリットを消せずに技を撃つ場面が出てくる点が辛かったです。
アシレーヌ
持ち物:たべのこし
特性:げきりゅう
性格:ずぶとい
数値:187(252)-×-121(124)-147(4)-137(4)-96(124)
技構成:ねっとう/ムーンフォース/みがわり/めいそう
H-B:無補正252振りウーラオスのダイサンダー確定耐え(特化なら乱数81.2%耐え)
S:60族ミラー意識
崩し・対面どちらもこなせる万能ポケモン。
「みがわり+めいそう」による崩し、「ねっとう+ムーンフォ―ス」による撃ち合い性能が魅力です。
受けが成立しづらい連撃・一撃ウーラオスに対して役割が持てるので、選出段階でゲームメイクしやすいです。
ただし、体力管理がシビアで扱いに気を遣う必要のあるポケモンでした。
ホルード
持ち物:きあいのタスキ
特性:ちからもち
性格:ようき
数値:160-108(252)-97-×-98(4)-143(252)
技構成:じしん/でんこうせっか/じたばた/こらえる
パッチラゴンに強く、相手のエースのストッパーになれるポケモン。
「こらえる+じたばた」のシナジーでダイマックスポケモンに対しても大きな削りが行えます。
連撃ウーラオスには手も足も出ないですが、前述のアシレーヌと合わせることで弱点を補えます。
ウーラオス・一撃の型 ※キョダイマックス個体
持ち物:こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
数値:176(4)-200(252)-120-×-80-149(252)
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/アイアンヘッド/ふいうち
受け回し崩し枠兼スイープ枠。
ここまでで重い受け回しを崩せて、削れたポケモンに対して「ふいうち」による一掃を狙えます。
フェアリータイプに抗えるように「アイアンヘッド」を採用しました。
シーズン終盤に流行した「イバンのみ」を持ったポケモンに対しては、成す術がなく厳しかったです。
ウルガモス
持ち物:じゃくてんほけん
特性:ほのおのからだ
性格:おくびょう
数値:185(196)-×-92(52)-156(4)-126(4)-167(252)
技構成:だいもんじ/むしのさざめき/ぼうふう/はかいこうせん
H-B:ダイマックス時、特化ウーラオスの「すいりゅうれんだ」確定耐え
S:最速ウーラオスの上が取れ、100族ミラー意識の最速
構築の裏エース。
パッチラゴンが苦手とする、オーロンゲやキュウコンなどのフェアリータイプから展開する構築に有利な点を評価して採用しました。
効果抜群が多いこのポケモンと「じゃくてんほけん」は非常に噛み合っていました。
ただし、ハピナスなどの特殊受けで簡単に止まってしまうので出す構築を見極める必要があります。
ゲンガー ※キョダイマックス個体
持ち物:くろいヘドロ
特性:のろわれボディ
性格:おくびょう
数値:136(4)-×-80-182(252)-95-178(252)
技構成:たたりめ/ヘドロウェーブ/みがわり/さいみんじゅつ
構築単位で重いモロバレルをはじめとする草タイプへのメタポケモン。
持ち物は、低速高耐久ポケモンへの行動回数を増やせる「くろいヘドロ」を持たせました。
「さいみんじゅつ」は命中不安技で展開を組み立てづらいので、メタ対象へのピンポイント気味での選出をしました。
相手のダイマックスエースの上から「みがわり」を張る動きが強力でした。
【重いポケモン・並び】
・ポットデス
「からをやぶる」を積まれた際に止められるポケモンが少ないです。
・スカーフホルード
地面タイプの一貫があるのでダイマックスを使ってでも切り返す場面が多かったです。
・ヌオー+モジャンボ
悪ウーラオスをうまくいなされると厳しいです。
【結果】
念願の最終1桁がとれて嬉しいです。
今シーズンから冠の雪原のポケモンが解禁されるので、より一層楽しめそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本構築についての質問等ありましたら、お気軽にブログのコメント欄、Twitter(@karozi_poke)までどうぞ!